ファッッションデザイナーの歴史
戦前のファッション
職業として、現在のようにファッションデザイナーが社会に浸透したのは意外に歴史が浅く、多くは王朝時代、専制時代が終わってからと言われています。
そして、産業革命以後、大量生産大量消費の時代の到来が後押したからと考えられます。
それ以前のファッションは、社会での階層を示すもので、華やかな衣裳は王侯貴族のものとなっていました。
絶対君主が倒れ、民主主義の自由な時代になり、それに伴ってファッションも市民になじむようになっていきました。
日本での洋服の浸透は、明治維新後と言われています。
初めは、軍人と政治家に限られていましたが、1920年代動きの制限される和服より機能的な洋服が選ばれるようになりました。
ファッションの発展
1927年には、日本発のファッションショーが開催されましたが、本当の意味でファッションが到来するのは戦後になってからでした。
戦後、海外のファッションデザイナーの来日を機に本格的に日本にもファッションデザイナーを要請する学校が出来ました。
日本人のファッションデザイナーが誕生したのは、長い歴史を見るとごくごく最近のことになります。